基盤完成

今までブログに挙げる事はありませんでしたが、何を隠そう、私はパチスロ好きでございます。といってもやり始めてまだ一年半ぐらいなんですが。。一応ではありますが、生涯収支は＋400kぐらいでしょうか。こんな事やっていられるのは学生だけでしょうが・・・。

最近、不景気もあって、地元ではなかなか打とうとは思いません。お店も閑古鳥状態です。そんなときに、某動画サイトの「家スロ」配信に目が留まりました。実機を買えば多少お金はかかりますが、打ち放題です。

そんなことから、この春、実機を購入しました。本体は5000円ぐらいです。（人気台、最新台は30万とかします...）
家スロをするにあたって、周辺機器が色々必要となります。騒音を防ぐために必須の「メダル不要機」、音を調節するための「ボリュームキー」、自分が打ち散らしたデータを残す「データカウンタ」などが必要です。無くてもできない事はないですが、最適に遊ぶためには必要かなと思います。

そこで、まず、自分は以下の事を考えました。
・本体の音をヘッドホンで楽しもう
・データカウンタを自作しよう
・コイン不要機を自作しよう

 まず本体の音の取り込みはとっても簡単です。用意するものは以下の通りです。
・XH型コネクタ（もちろんコンタクトピンも）
・2chハイローコンバータ
・二入力ジャック線（出力は1chで十分です）
合計　約2000円

正直、inputを基盤に、出力をスピーカーにと単純なもので、音はそこまで綺麗には取れないです。もちろん、アンプをかませる、ｳｰﾌｧｰをかませるなどがありますが、予算はありません。ここは妥協せざるを得ません。コンポにつなげるだけなら、ものすごい綺麗な音が取り込めています。しかし、これをPCのライン入力につなげると、PCの雑音も混じり、かなり汚くなります。PCに取り込むならサウンドカードが必須ですね。でも予算が・・・。誰か、ライン入力で音を綺麗に取り込む方法知らないかなぁ。。

次にデータカウンタの生成です。
まず、何をカウントするかと言うと、
・スロットに投入したメダル枚数
・スロットから放出されるメダル枚数
・ビッグボーナス回数
・レギュラーボーナス回数
・その他ボーナス回数

が必須となります。
これは基盤から信号が出力されます。これを変換基盤によって、PIN番号出力に変換します。これは先ほどの音取り込み作業に比べたら、若干面倒ですが、これもかなり簡単です。ただ、各機種によって出力が異なっているので、簡単ですが、面倒でもあります。
最近のパチスロは５号機というタイプですが、以前では、3号機、4号機などが主流でした。それぞれ型が違うものなので、カウンタの出力も異なっています。自分が作成したのは最近の５号機タイプ対応です。
用意するものは
・コネクタ
・ユニバーサル基盤
・FT245RLモジュール
・24P ICソケット
・抵抗
・USBケーブル
合計 約2000円

なんだかんだでこれだけで作れます。雰囲気はこんな感じに出来あがります。












file.kazuoni.blog.shinobi.jp/image.jpg

正直、ジャンパー線が必要なんですが、買うのも面倒なんで生付け、丸出しのままです。正直よろしくないですが、とりあえずは動きます。（大きな電流は流れないので、たぶん抵抗無しでもokだと思います。）基盤が完成したら、それを取り込むソフト作りです。今回のモジュールのドライバはFTDI社の物です。中にあるftd2xx.dllを用いて作成していきます。以下のページがとても役にたちました。

FT245RL用DLLの使い方
http://ioio.at.infoseek.co.jp/FT245RL/FT245DllHowTo.html
著作者名： 中野 良知様

これで信号取り込みソフトができたら、後は実機から出る信号が何かを解析するだけです。コイン投入、払い出し、は1,2ピンと決まっているようです。機種ごとに微妙に異なっているのは、各ボーナスの信号です。これが3pinやら7pinやらあるようです。大体は
BIG = 3 and 4 pin
REG = 5 and 7 pin
の様です（未確認です）

完成！！

こんな適当でもオークションでは一万数千円するものが作れてしまいます。個人的に、猛烈に感動しました。ハードの信号をソフトに入れる事は初めての事でしたので、最高に興奮しました。

正直、家に実機が届いてから、全く遊んでいません＾＾；でも猛烈に暇が潰れています。今メダル不要機の作成をしています。が、個人的に難しいです。回路設計をしているのですが、無駄がありすぎて、行動に移せません。回路の部品が家の近くに売っていればいいんですが、ココは田舎。秋葉原なんて遥か彼方です。なのでしっかり考えてから、部品をネットで購入したいと思います。